7月11日〜31日まで、小嵒ローマが参加したアメリカ国務省主催のLGBTI研修についてのレポート、しばらくシリーズでお届けします。
正式名称は、International Vistor Leadership Program(インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム)。略してIVLP。
アメリカ国務省主催の国際人事交流プログラムの一環です。
今年、日本人を対象に、Grassroots Advocacy for LGBTI Rights というテーマで実施されました。日本語だと LGBTI権利のための草の根活動 という意味合いです。
※LGBTIの「I」はIntersexを指します。

※レポート中「LGBT」と表記する箇所もありますが、ほぼ同義語として使用していますのでご了承ください。
その他の詳しい内容については、こちらの記事をご参照ください。
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ちなみにLGBTをテーマにした日本人対象のプログラムは今回が2度目です。
前回は2013年。
前回参加者のお一人、松中権さん(NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表)による詳しい(本当に詳しい!)レポートはこちらにアップされていますので、ご参考までに。
 

2015年のプログラムテーマは「LGBTI権利のための草の根活動」

具体的なプログラム内容は、以下のアウトラインに基づいて準備されました。

  • LGBTI裁判に対する、アメリカ市民権法と解釈の探究
  • LGBTI人権のための各地キャンペーンの調査
  • LGBTI人権運動の高まりにおける障害と達成についての評価
  • LGBTIのヘルスケア、雇用上の権利、庶民の態度を含む、社会状況の調査

 

そして2015年の参加者は以下の5人。

大阪から2名、福岡から3名のメンバーが選抜されました。

(写真左から)

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↑アリゾナ州フェニックスにあるユース向け施設「one-n-ten」での一コマ
今回のプログラムには、マットさんとカメリアさんという、二名の同時通訳者の方も同行します。
↓下の写真は、プログラムを管理するNPO法人IIE(Institute of International Education)の皆さんとの記念撮影。

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村木さんと小嵒のシンクロ率がちょっと面白いです。

このあと3週間かけて、ワシントンDC → フロリダ州マイアミ → アラバマ州モンゴメリー → アリゾナ州フェニックス → カリフォルニア州ロサンゼルス と巡ります。

研修レポート続編は随時アップしていきますので、お楽しみに。

(続く)