2015年3月3日に誕生してからちょうど3年です。

先日は3周年を記念するプチパーティを実施しました。
会場の関係でお世話になったすべての皆様にお声がけできず、失礼いたしました。
2020年の5周年は盛大にやりたいな!と思っています。
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記念撮影は、3周年の「3」でお揃いのポーズ。
Rainbow Soupメンバーの他、福岡のLGBT関連団体、福岡県と福岡市の職員の方、福岡県発行「おもてなしRainbow Guidebook」制作を担当したクリエイターチーム、中間支援団体、賛助会員の方、様々な方にお集まりいただきました。
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当日の会場、オープンスペースHacoの入り口に掲げられているロゴに、レインボーが!
めでたい!
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そして数年来お世話になっている在福岡米国領事館より、政治・経済担当領事のトーマス・ホイットニーさんがお越しになりお祝いのメッセージを読み上げてくださいました。
また、福岡市長、特例認定NPO法人アカツキさんからも、お祝いのメッセージをいただきました。ありがとうございました。
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会場でお配りした記念のチロルチョコ。大変好評でした。
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皆様、ご参加ありがとうございました!
 

NPO法人設立3周年のお礼の言葉

2012年1月に任意団体としてスタートし、その後2015年3月にNPO法人化しました。一緒に立ち上げた仲間は今もRainbow Soupのメンバーとして、それぞれの方法で関わってくれていますし、新たなメンバーや応援してくれる方も少しずつ増えています。本当にありがとうございます。

法人化した2015年は東京都渋谷区や世田谷区などの動きがあった年で、現在のLGBTやSOGIをとりまく動きの一つの節目となった時期でもありました。福岡では2014年の福岡大学の学生さんが実施したパレードを受け継ぐ形で、2015年秋に九州レインボープライドが実施されていますので、福岡にとっても大きな意味のある年だったと思います。
あの時から考えると、わずか数年で福岡でも様々な動きがあったなぁと思いますし、なにより先日、福岡市が性的マイノリティ支援に関係する取り組みを新年度からスタートすることが発表され、ただただ嬉しく、感慨深い思いです。ご尽力いただいた関係者の皆さんには本当に感謝しています。もちろんこれがゴールではありませんが、市がオフィシャルな形でサポートを明言したことは、今少しずつLGBTQ当事者にも、家族にも、良い影響を与えているように感じています。
ある人からは、長年カミングアウトできなかった親にカミングアウトできた。ありがとうと、メッセージが届きました。あるカップルは、パートナーシップ制度のある渋谷に引っ越そうかと思っていたけど、福岡市に残ることを決めたそうです。またあるカップルは「ずっと待っていた」「私たちの、人生を共にするという覚悟を公的に証明してもらえるのは、とても嬉しい」と新聞取材に答えています。
さらに先日は大阪市が来年度中に同様の取り組みを導入する、というニュースが届きました。もし実現すれば福岡市に次いで全国で8例目、政令市として3番目となります。個人的には変化が早い気がして様々な懸念はありますが、間違いなく大きな機運の真っ只中にいるんだなと改めて実感しています。
今後どのような変化が起こるのか見えない部分もありますが、福岡、九州各地で活動を展開する団体・グループの皆さん、福岡県や福岡市の皆さん、議員の皆さん、在福岡米国領事館の皆さん、福岡県弁護士会の皆さんなどなど、サポートしてくださっている方々と一緒に、そして今後その支援の輪に加わってくださる皆さんと一緒に、誰もが安心して自分らしく生きていける福岡、九州をつくっていきたいと思っています。
NPO法人Rainbow Soup は3周年を迎えましたが、至らない点がまだまだ多いと思います。引き続き皆さんのご支援とご指導のほど、よろしくお願いいたします。
2018.3.4
Rainbow Soup代表・五十嵐ゆり