Rainbow Soupの小嵒(こいわ)ローマです。
先日開催したNPO法人設立記念レセプション後の諸々が、ようやく落ちついてきました。やっとこちらでも報告レポートをご紹介できます。(撮影:木下幸二/木下写真事務所)
九州各地から、多くの当事者や支援者の方が参加
当日は九州各地から当事者や支援者約70名の方に参加していただき、にぎやかな式典となりました。
来賓としてご挨拶いただいた、在福岡アメリカ領事館のダニエル・キャラハン領事。
キャラハン領事は、一般市民に向けてLGBTに対する理解を広げるための取り組みを積極的に展開。また、当会をはじめ、福岡・九州の関連団体の活動を惜しみなくサポートしてくださいました。私たちにとってとても心強い存在です。
続いてご挨拶いただいたのは、行政書士・中橋優さん。
中橋さんは、セクシャルマイノリティ専門の法務支援団体・レインボーサポートネットのメンバーとして、当事者を法律面から支える活動に長く携わっておられます。また、NPO法人設立のきっかけを作ってくださった方であり、現在は当会監事として役員に加わっていただいています。
乾杯のご挨拶は、松浦史料博物館・平戸オランダ商館館長の岡山芳治さん(写真左)に。
スタッフの皆さんと一緒に、東京で開催されていた「十人十色展」の準備を終えた直後、足を運んでくださいました。今年も平戸オランダ商館で「十人十色展」を計画中とのことで、楽しみです。
レセプション会場では「十人十色展」で展示された、当会メンバーの木下幸二さんの作品「Rainbow Peace」も展示。多くの方にご覧いただくことができました。
レセプション中、認定証贈呈式を実施
レセプション中、当会研修を受けてくださった、ヒルトン福岡シーホーク・マーケティング部・西出裕加子様へ、認定証を贈呈させていただきました。
今後、企業や事業所向けの教育研修に取り組み、研修を終えた企業には認定証を発行。ホームページやSNSなどでご紹介していきたいと考えています。メニューはこちらへ。ご関心のある方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
Rainbow Soupのメンバーは多彩なスキルを持っています。
その一人、シンガーソングライター・響子 -hibikiko-さんが、レセプション終盤、シンディ・ローパー「トゥルー・カラーズ」のカバー曲と、オリジナル曲「OVER THE RAINBOW」を披露。
魂のこもった情熱的な歌声に、来場者から大きな拍手が贈られていました。
今夏、アメリカ研修に参加する3人組です。
レセプションには、Love Act Fukuokaの牧園祐也さん(写真左)、FRENSの石崎杏理さん(中央)にもお越しいただきました。
ちなみにこの3人、在福岡アメリカ領事館から推薦をいただき、アメリカ国務省主催「インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム」 に参加させていただくことになりました。
今年7月から3週間、「Grassroots Advocacy for LGBT Rights」というテーマでアメリカ各都市を訪問し、さまざまな団体の方と交流するプログラムです。ご尽力いただいたキャラハン領事はじめ、関係者の皆さま、貴重な機会をありがとうございます!
いったいどんな珍道中になるのやら…。また追ってレポートする予定ですので、お楽しみに!
最後はみんな揃って記念撮影!ご参加ありがとうございました!
皆さん良い表情です!
お越しいただいたすべての方をご紹介しきれませんが、当日は、行政関係者、教育関係者、市議会議員、弁護士、ウエディング業界の方、LGBT関連団体の方、メディア関係者、メンバーの家族・友人など、九州一円からお集まりいただき、NPO法人化を一緒に祝っていただきました。
ようやく皆さまにご報告できてホッとしていると同時に、期待に応えるべくこれからいろんなことにチャレンジしたいと、メンバー一同、気持ちを新たにすることができました。
私たちはいま、変化のまっただ中にいます。当事者や支援者の皆さんと共に手を取り合い、一人ひとりが自分らしく生きていける社会をつくっていきたいと、心から願っています。
レセプションにご参加いただいた皆さま、改めて御礼申し上げます。今後も引き続きあたたかいサポートのほど、よろしくお願いいたします!
なお当日の模様は、 西日本新聞でもご紹介いただきました。こちらもぜひご覧ください。
■性的少数者支援団体 NPO法人化を祝う 福岡市