Rainbow Soupの小嵒(こいわ)ローマです。
いよいよ2015年が始まりましたね!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
さて、去年のレポートですが、簡単にご報告します。

昨年12月、佐賀大学にお邪魔してきました。

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前日から降雪の予報が出るほど、寒い一日。
写真からもその寒さが伝わるでしょうか。。。。^^;
 

生の声を伝える大切さを痛感

以前、LGBTの家族と友人をつなぐ会さんのご依頼で、「社会の中のLGBT」というテーマでお話しする機会をいただいた際、佐賀大学で教鞭をとっておられる宮地歌織先生にお会いしました。
「今日のお話しを、ぜひうちの学生にも」
そうしてご依頼いただいたのが、佐賀大学「男女共同参画とジェンダー」の授業でのお話しでした。
生の声を通じて多様な人生のあり方を学んで欲しいと、佐賀市の音楽プロジェクト(子育てについての団体)、ファザーリング・ジャパン九州(パパの子育て)など、さまざまなゲストスピーカーの方を招いておられるそうです。
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当日は、性を考える切り口、LGBTに関する歴史、現状と課題、そして私自身の体験談をお話しさせてもらいました。
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講演終了後は、グループワークに。
各グループで交換された感想と質問がそれぞれ発表され、貴重な意見や鋭い質問が続々と。
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また、昨年11月の福岡レインボーパレードに参加した学生さんもおられたのは、嬉しい驚き。授業の中で宮地先生がパレード情報を紹介されたのがきっかけだったそうです。
授業後、出席した学生さんからは、

「LGBTについてこのように詳しく学んだのは初めてでした」
「もし友人からそのようなことを伝えられたら、『話してくれてありがとう』ということを伝えたいと思います」

などのコメントが寄せられたそうです。
内容をしっかり受けとめてくれたようで、とても心強い思いがしました。
 
今後も大学などで若い世代の方々に伝えるチャンスがあれば……と思っています。
どうぞお気軽にご相談ください。
今回の貴重な機会をくださった宮地先生をはじめ、当日お世話になった皆さま、ありがとうございました!