Rainbow Soupの小嵒ローマです。
8月も後半、福岡は少し涼しくなってきて、早くも秋の気配を感じるこの頃です。
さて、今回はお知らせです。
9/6(土) 熊本にて、「多様な性を生きるということ 〜LGBTの理解と具体的な治療・支援について考える〜」が開催されます。
9月6日(土)13時から、熊本大学医学部にて、ともに拓くLGBTIQの会くまもとさん主催の第2回公開講座が行われます。
ちなみに、第1回公開講座の様子はコチラ
↑ 熊本と言えば、やはりコレ。堂々たる熊本城!
LGBT理解と支援のヒントに出会える
第2回目は、LGBTの基礎知識、性同一性障害の治療・相談支援での基礎知識、そして当事者からのトーク、という構成です。
今回、GID(Gender Identity Disorder、性同一性障害)治療、LGBT研究の第一人者として知られる、岡山大学医学部教授・GID学会理事長、中塚幹也先生が登壇されます。
治療や支援で必要な基礎知識に加え、ホルモン療法、手術療法、生殖医療など、幅広い内容の最新情報を聞くことができる貴重なチャンスです。
また、ともに拓くLGBTIQの会くまもと代表・熊本県性教育研究会会長、今坂洋志先生による、「性同一性障がい・同性愛・両性愛等 LGBTについての基礎知識」と題した講演も行われます。
今坂先生は熊本を拠点に、30年来にわたって、性教育の取り組みや、LGBTに対する理解を広げる活動を展開。
昨年、「ともに拓くLGBTIQの会くまもと」を立ち上げ、当事者や理解者の輪を広げながら、さまざまな支援活動を行っておられます。
そして、Rainbow Soup小嵒ローマが、当事者の一人として、少しお話しさせていただく予定です。
公開講座の詳細
◆公開講座の詳しい内容はコチラ
◆申込方法はコチラ
◆アクセス方法はコチラ
当事者の方、教職員、医療関係者、行政担当者、カウンセラー、その他関心のある方なら、どなたでも参加することができます。
ここ数年、新聞やテレビを通じて、LGBTに関するニュースや話題が、本当に多く伝えられるようになりました。
一方で、具体的なサポート方法が分からない、どう接していいか分からない、という声も耳にします。
今回の公開講座で、少しでもそのヒントを得ていただければと願っています。
【今回の記事に関するお薦め本】
「カラフルなぼくら 6人のティーンが語る、LGBTの心と体の遍歴」(ポプラ社)
ニューヨーク在住の作家が、10代のLGBTの若者たちにインタビューした、ノンフィクション。
2014年7月に日本語版が出版されました。
彼らが、どのように自らの性と向き合い、自分らしい生き方へ踏み出していったのか。6人の若者たちの生の声に触れることができ、社会は若者たちをどうサポートしていけばいいのか、考えさせてくれる一冊です。
キュートな写真がたくさん紹介されていて、楽しく、あっという間に読んでしまいます。