Rainbow Soupの小嵒(こいわ)ローマです。
本格的に寒いですね!
寒いのが苦手な私には、少々辛い季節です。
 

体験談から語る、教育現場の課題

さて、12/21開催、Rainbow Soupトークイベントvol.2 「教育を語ろう」
無事に終了しました!
今回も会場は、福岡市博多区のhacoさんです。
イベントの詳細はコチラを参照
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ゲイとカミングアウトして教員生活をした経験をお持ちの
眞野豊さん(九州大学大学院生、LGBTの家族と友人をつなぐ会会員)
を講師としてお迎えし、
体験談や教育現場における課題などをお話しいただきました。
●カミングアウトした理由
●カミングアウトによる周囲の反応、もどかしさ
●4年目から少しずつ理解が広がっていったこと
●かつて反対していた人との再会、そして理解
●教育現場における現在の課題、学習指導要領改訂の現状
などなど、トークの話題は多岐に渡りました。
 

「しっかり考えてくれて、素晴らしい大人になってくれた」

後半は、教員時代の教え子たち4名の方々が登場。
カミングアウトされて感じたこと、周りや親の反応、性教育のありかた、知ることの大切さ
などなど、たくさんお話しいただきました。
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印象的だったのが、どの方も眞野さんの生き方を、自然に受け入れていたこと。
そして教育のあり方にもしっかりした意見を持っていたことです。
「珍しいことじゃないし、フツーじゃんって思った」
「将来、自分の子どもからカミングアウトされても受け入れられると思う」
「知ることって大きい。小学生でも分かるような授業とか大切では」
「授業や教科書は『紙』だけ。当事者の人と直接触れ合える機会があれば、すぐに理解できると思う」
 
後半は会場のボルテージが高まり、
会場の参加者からも、質問やコメントが活発に飛び交う状況に。
予定時間を少々オーバーするほど、熱気に包まれたひと時となりました。
 
最後に眞野さんは、
「教え子たちがどう感じていたのか、自分の姿勢に間違いはなかったのか、今日は私の活動の成果を問われる場となりました。本当にしっかり考えてくれて、素晴らしい大人になってくれた」
と感極まる場面も…。(私も思わずもらい泣き)
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トーク中に笑顔があふれ、日ごろの仲の良さを感じさせる眞野さんと教え子たち。
 
講演後は、賑やかな歓談タイムとなり、新しいご縁や繋がりが広がったようです。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
 
※次回トークイベントは、2015年2月開催の予定です。